気づけば痛い。もう何日も痛い。仕事しようにも動くと痛い。おまけに吐き気や気分の落ち込みまで…。
これが私の片頭痛です。
どうも、ノリーです。
ただ今、片頭痛の真っ最中で、「なんでこんなにツラいんだろ(´・ω・`)。でも、片頭痛について詳しく知らないかも。」
と思い立ったので調べてみました。
偏頭痛とは?
そもそも偏頭痛とは、
月に数回、または時々起こる頭痛です。主な症状は、「ズキン・ズキン」、「ガン・ガン」と脈拍や心臓の鼓動にあわせて、頭の片側が痛みます。一度、片頭痛が起こると、仕事や家事も手につかず、動くと痛みが強くなるので、休みたい気持ちになります。
ひどい場合には、吐き気を伴います。普段は気にならない光が眩しかったり、音がうるさく感じます。日常的な動作を続けていると、どんどん悪化してきます。片頭痛はこれまで、片側性(片方の頭に痛み)が特徴として言われていましたが、両側性の場合もあります。
引用:医療法人社団 吾勢会 指田医院HPより
そうです。仕事も家事も手につかないです。甘えじゃないですよ( ・´ー・`)どや
片頭痛の特徴
- 拍動性(脈拍に合わせて痛む)
- 頭の片側が痛む(両側の場合もある)
- 吐き気や胸のつかえ
- 身体を動かすと痛みが強くなる
- 遺伝性がある
- 光がまぶしい、音がうるさく感じる
私の片頭痛はまさに引用のとおりで、ひどいときは「ガンガン」とした痛みで身動きがとれないです。明るい光が眩しく感じ、嫌な感じがします。吐き気と抑うつもひどく、下手するとそのままうつ症状まで突き進みます。
痛みもさることながら、抑うつが私にとっては嫌な症状です。あまりにひどい片頭痛だと期間も長いので、うつ病の再発のきっかけになりました。
私の予想ですが。。。
原因はなに?
いまだに詳しい原因の解明には至っていないようです。
脳の血管がなんらかの原因で収縮し、続いて血管周りの神経が刺激され、拡張することにより頭痛が起こるといわれています。ストレスなどが原因で三叉神経(さんさしんけい)から「痛み物質」が放出され頭痛が起こる、三叉神経血管説という考えも有力となっています。
引用:恩賜財団済生会 HP
難しいですね。血管が膨らんで神経に触れるから起こるようです。別な原因の研究結果が出てきているようですが、今回はこちらの説で行きます。
頭痛の"よくあるほう"である「緊張型頭痛」は血行が悪くて起こるので、真逆の頭痛になります。
身体のメカニズム的な原因は不明とのことですが、トリガーとなる誘因は多数存在します。
- ストレス
- 寝不足
- 寝すぎ
- 気圧の急激な変化
- 悪天候
- 月経
これらは私も合致しています。特に寝すぎたときと気圧が下がったときは必ずと言っていいほど片頭痛が来ます😈
それと、片頭痛持ちの多くの方は「前兆」を感じます。その前兆の数分から数時間後に痛みが始まります。
前兆とは?
これらが前兆です。
- 閃輝暗点(視界の中にギザギザ、チラチラとした光が見える)などの視覚症状
- 感覚が鈍くなる感覚症状
- 言葉が出にくくなる言語症状
前兆が特にない人もいます。そのような方は「前兆のない片頭痛」と分類されるようです。
私の場合も前兆は無く、
- 耳鳴りが強くなる(左耳は常時耳鳴りしてます(^_^;))
- 眩しさが気になる
- 胸のつかえ
- 嫌な予感
などがします。これらは「予兆」と言って前兆とは別に分類されているようです。
対処法
対処は安静にするしかないです。動けば痛いですしね。
- 部屋を暗く静かにして安静にする
- 痛む箇所を冷やす
- 睡眠
私は寝るとひどくなるので、安静にしながら起きてます。睡魔が来てけっこう苦痛ですよ(^_^;)
内服薬
薬も専門のものがあります。
実はバ○ァリンやノー○ンなどの市販鎮痛薬は片頭痛にはあまり効果がなく、効いても一時的です。それは先述したとおり原因が「血管の拡張」だからです。鎮痛薬は痛み止めですので、血管には影響はありません。鎮痛薬の効果が切れると血管に触れている神経は通常通り痛みの信号をだします。
なので効かないんですね。
その症状を改善する薬として、「トリプタン製剤」があります。私はこれを使っています。
痛みが出たタイミングで服用することで、痛みの度合がやわらぎ、回復が早くなります。しかしこのタイミングが重要で、慣れないうちはとにかく失敗します。早すぎても遅すぎても効きが悪いです。
私の処方され始めたときのエピソードですが、頭痛外来の先生から適切なタイミングは聞いていたんですが、薬を受け取る薬剤師の方の認識が「痛みが最高点になってからの服用」と勘違いしており、そちらを信じてしまって大変でした☹️
タイミングが重要と知る前のことにだったので、先生の話が抜けちゃったんですね(^_^;)反省です。
点鼻薬
点鼻薬は、強い吐き気の症状のときに有効です。服用から数分で効果が出るという効き目の早さが特徴です。
私は使ったことはないですが、あまりに吐き気があるときは処方してもらおうかと思います。
注射
飲み薬も点鼻薬も効果がない方は注射をするみたいです。
急な痛みは診察のタイミングを逃してしまうので、自己注射のキットもあるようです。悩んでいる方は検討の価値アリですね。
予防療法
片頭痛の予防療法は、片頭痛発作が月に2回以上(あるいは月に6日以上)ある場合、また、急性期治療薬だけでは日常生活に支障が残る場合などに勧められます。頭痛発作の回数を減らしたり、発作時の痛みの程度を軽くすることが期待されます。
引用:ファイザー製薬HP スッきりんのバイバイ頭痛講座より
どうしても頻繁になる方は予防療法をしたほうがいいです。実は片頭痛の飲み薬っていい値段しますしね。 トリプタン系の薬とは別に予防薬として β遮断薬 、 カルシウム拮抗薬、抗てんかん薬や抗うつ薬などから効果のあるものを服用していくようです。
月に2回以上だと私も当てはまってくる時期もあるので、お医者さんに相談してみようかな。
しかし、記載の薬から予想して、合う合わないを見つけるまで時間と体調を犠牲にするような気がするので、ためらいますね(^_^;)
日常での予防は?
これは絶対予防に効くっていうのはどこを調べてもないです。
これを調べた記事を後ほど別に書きます。
「規則正しく、ストレスの少ない生活を心がけましょう。」
何を見てもコレはでてきます。
でも実際そうで、私も適度な運動とバランスの取れた食生活でだいぶ頻度は減りました。
まとめ
片頭痛には魔法のような特効薬はなく、まだまだ謎が多い病気のようです。やはり生活リズムとストレスに気をつけて生活していくことで予防につながるようですね。
私としては、魔法とまではいかなくともトリプタン系の薬はすごく助かっています。
痛みだすとツラい片頭痛ですが、何も知らずに鎮痛剤の濫用などで大変な目に会う方も多いようです。
診察を受けて、適切な薬を使って対処していくのはとても大事なことだと思います。
慢性的な頭痛で悩んでいる方はぜひ病院に行ってください。
自分の敵の素性が知れただけでも安心することがありますので。
ではでは、片頭痛中とノリーでした。